- なぜ人気?
味の母の特徴を詳しく知りたい - みりんとの違いを知りたい
- 原材料を確認したい
- 口コミと評価で比較したい
- 味の母を使ったレシピを知りたい
病気を機に無添加生活を始めて6年目。闘病中に無添加商品を探すのがとても大変だったのでこのサイトを立ち上げました。
味の一醸造の「味の母」は、みりんと料理酒の両方を持ち合わせた、特徴のある発酵調味料です。原材料も米、米こうじ、食塩を使用し、添加物は一切加えずに製造しています。
『味の母』があれば、料理酒を買う必要がないのでコスト面でも優れています。味の母はなぜ?人気なのか。そして、この味の母を使ったレシピや、その魅力を最大限に活かすためのコツをご紹介します。
食品添加物について、一般的なみりん風調味料には添加物(調味料・酸味料)が入ります。私は購入時に商品の一括表示を確認します。保存性を高めたり味や風味を良くしたりするために使用されていますが、一部の添加物には健康への悪影響が懸念されています。添加物は肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
私は食品を購入する際に、添加物が含まれているかどうかを確認しています。スーパーなど店頭で商品の添加物を確認する場合、商品の一括表示(原材料部分〇〇/〇〇~)を確認してください。商品パッケージには必ず表記が義務付けられています(食品表示法)。
ECサイト(Amazonや楽天など)で商品を購入する場合、商品の一括表示の記載がない場合があります。このサイト(ごはんなび)を活用してみてください。
無添加の本みりんをまとめました。創業数百年のみりん製造会社も多々あります。
一般的なみりんに含まれる添加物
用途 | 概要 | 使用食品 |
---|---|---|
調味料 | 旨味成分を合成や 抽出したもの | レトルト インスタント |
酸味料 | 酸味の調整や 味の調和 | 清涼飲料水 ゼリー |
無添加で人気の「味の母」をご紹介します。
※当サイトの「無添加基準」各商品の原材料表記をもとに食品添加物が含まれていないもの
なぜ人気?味の母とは
なぜ?こんなに「味の母」は人気なのでしょうか。まとめてみました。
- ①競合が少ない
みりんと料理酒を併せ持った調味料が他にはない
- ②コスト面
料理酒を別で買う必要と手間がない
- ③みりんと比較
加熱しても風味が抜けにくく、本みりんと同程度のコクと旨味があること
- ④自然な甘さ
発酵調味料で自然の甘さを加えることができる
- ⑤食品添加物
食品添加物不使用で安心して使える
料理酒を買う必要がないので安くつく
みりんと料理酒の両方の役目を果たすため、料理酒を別で購入する必要がありません。そのため、コスト面でも優れています。
例えば、料理レシピで「みりん大さじ1」「料理酒大さじ1」は「味の母大さじ1.5」になります。
原材料・栄養成分表示
品名:発酵調味料 |
アルコール分:10% |
※エキス分:40度以上 |
原材料:米(国産)、米こうじ(国産)、食塩(天日塩・メキシコ) |
賞味期限:製造日より1年 |
栄養成分表示(15mlあたり):エネルギー:38.7kcal・たんぱく質:0.05g・脂質:0g・炭水化物:7.2g・食塩相当量:0.3g |
製造者:味の一醸造株式会社 埼玉県狭山市 |
アレルゲン:なし |
※エキス分とは?みりんに熱を加えて蒸発させ、残った不揮発性成分の含有量(100ml中に含まれるグラム数)のことで、主に糖類やアミノ酸が含まれます。 一般にエキス分が高いほど甘味は強く濃厚になります。
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味の母とみりんの違い
「味の母」と「みりん」は原材料と製造方法に違いがあります。
『味の母』は、米と米こうじを原料に、日本酒の基となる「もろみ」を醸造し、途中で塩を加えてから熟成させます。その結果、お酒の風味とみりんのコクとうまみが合わさり、いいとこ取りをした調味料といえます。また、味の母はみりんとしてだけでなく、料理酒としても使えます。特に味が染み込みやすくなる効果が高いので、じっくり煮込む料理にぴったりです。
『みりん』は焼酎に蒸したもち米と米麹を加えてしぼった甘いお酒です。料理に甘みや旨味を加えるだけでなく、ツヤやテリを与える働きもあります。
味の母は発酵調味料
発酵調味料は、酵母の発酵と熟成の2段階で製造されます。味の母は「米・米こうじ」を原料にしており、日本酒のもとになる「もろみ」を醸造し、さらに熟成して作られます。
みりんの原料である焼酎よりも日本酒は熱に強い特徴があるので、味の母は加熱しても風味が抜けにくいのが特徴です。
味の母の甘さ
お砂糖の約1/3程度です。米と米麹から作られる自然の甘さで、砂糖を入れるよりもまろやかな甘さとなります。例えば、肉じゃがやすき焼きなどに味の母を使用すると、深みとコクを加えつつ、砂糖を入れたような過剰な甘さにはなりません。
発酵食品のため、保存料や防腐剤、着色料なども一切使われていないので安心して使用できます。
『味の母』 レビューと評価
作りてからのメッセージ
自然の恵みによる様々な食べ物は、それぞれ素晴らしい味を持っています。「味の母」はこの持ち味を余すことなく引き出し調和させ、お料理の「おいしさ」を作りだします食品の調理に、加工に、全ての素材の味の調和をとる醗酵調味料です。
http://www.ajinoichi.co.jp/
- 家の肉じゃがにはもうこれしか使えない!砂糖いらずで、この味醂だけで十分。ずっと愛用しています。オススメです。
『味の母』を活かしたレシピ
みりんと料理酒を併せ持つ『味の母』は和食全般に使える万能調味料です。
煮物、照り焼き、丼もの、酒蒸しなどの和食全般に使えます。また、具だくさん豚汁、いわしの蒲焼、炊き込みご飯、特製からあげ、鮭と野菜のグリル焼きなど、様々な料理に「味の母」を活用することができます。
肉じゃがレシピ
「味の母」を加えることで、素材の持ち味が活かされ、味が早く浸透します。
- 材料
- 野菜(じゃがいも・人参・玉ねぎ)豚肉
- 味の母:4、醤油:3、和風だし
- 手順
- 野菜、肉を適当な大きさに切ります。
- 軽く油を熱して、お肉を炒めます。
- 野菜も加えて炒め合わせ全体に油がまわったらお水を注ぎ入れます。
- 味の母、醤油、だしを加えて落としぶたをして、弱火で20~30分煮込みます。
- じゃがいもとにんじんに箸が通れば完成です。
すき焼きレシピ
すき焼きに「味の母」を加えると、肉がやわらかくなり、味にコクが出ます。
- 材料
- 牛肩ロース (薄切り)・春菊・椎茸・長ねぎ・焼き豆腐・しらたき
- (割り下)味の母:1、醤油:1
- 牛脂・溶き卵
- 手順
- 春菊と長ねぎを適当な大きさに切ります。
- しいたけは軸を切り落とし、カサに切り込みを入れます。
- 焼き豆腐は一口大に切ります。しらたきは長さ10cmに切ります。
- 鍋を中火に熱し、牛脂を入れて溶かし、長ねぎを入れて焼き色が付いたら牛肩ロースを入れて焼きます。
- 牛肩ロースの色が変わってきたら割り下の材料を入れます。
- 春菊・長ねぎ・しらたき・豆腐を入れて中火で10分程煮込み、全体に火が通ったら完成です。
その他、味の母を使用した料理例
【煮物】味の母:4、醤油:5
味が早く浸透し、材料のもち味を生かします。
【魚(煮付け)】味の母:3、醤油:5
魚特有のくさみが取れ、肉がしまります。
【うどん・そば汁】味の母:2、醤油:5
風味が出て味を一層ひきたてます。
味の母のまとめ
この記事では、味の母の特徴、レビューやレシピについてご紹介しました。
人気の秘密は、発酵調味料の自然の甘み、料理酒を入れる必要がなく、便利で安くつくなどメリットがたくさんありました。和食の必需品ですね。
無添加の本みりんをまとめました。創業数百年のみりん製造会社も多々あります。